ドバイで2年暮らしてみた。

遂に砂漠拉致生活、3年目へ突入。

 

これまで シンガポール、マレーシア、タイ、ドバイと暮らしてきましたが

気づけば今年で恐らく

 

 

「海外生活・祝(?)10周年」

 

 

・・・しかし。

 

10年住んで感じるのは己の言語能力の低さ。

(日本語もおぼつかないですが)

 

ひと昔前はGoogle先生、

現在ではDeepL閣下に救って頂きつつ

命からがら凌いだ海外生活でしたが

こんなに外国人に接していても全く

 

 

「まともに英語が話せねぇ」

 

 

10年も住んでですよ?

 

英語オンリーの環境にぶちこめば

勝手に話せるなんてどっかで見たことがありますが

 

 

「やる気がないと何事も無理やで?」

 

 

というか、あれか。

 

日本にいても日本語をまともに話す機会がない

引きこもりの自分が言語に立ち向かおうだなんて無謀な試みであったんだと、

この10年で実証した次第でございますm(_ _)m

 

それがわかっただけでも

全ては無駄ではなかったということで。

 

今後ともDeepL閣下にお世話になりつつ、何を相手が話そうとも

ただひたすら外国人には微笑みで乗り切っていく所存で御座いますっ!

 

さてさて。

 

そんな話は置いときまして。

 

本日はドバイで2年目を終えた感想を

つらつらと書かせていただきますよっ!

 

ドバイで2年暮らしてみた

 

生活・掛かるお金・食事などに関しては

以前とほぼ変わりません。

 

前回の記事に載っているので

見ていない方は先に↓の記事をご覧くださいまし

 

→ ドバイで1年暮らしてみた。

 

2年目に大きく追加されたのは

子供、いや。

 

 

「スクールカースト ”親”Ver」

 

 

に関するお話でございます。

 

ドバイに移住又は移住を検討していて

子供を育てるご家庭があれば少なからず参考になるかと思います。

 

また、独身貴族の方でも面白い内容になっているかと思いますので

是非是非最後まで読んでみてくださいまし。

世界の縮図

 

ドバイにやってきた当初、

我々はまず子供の学校選びに翻弄しておりました。

 

ドバイには

ブリティッシュ系、アメリカ系、IB系を始めとする

様々な学校がそれはそれは無数に存在します。

 

そんな中我々は

とりあえず4、5校まわった中でお高く止まった空気もなく、

アジア系の平たい我々にも

優しい英語で話しかけてくれるものすごくアットホーム且つ

多国籍(73か国)の学校に居心地の良さを感じ受験する事に。

 

不幸中の幸いとでもいうのでしょうか。

 

我々が移住したのがちょうどコロナ真っ只中ということもあり

ドバイでは経済的に耐えきれず街を離れる世帯が増えた時期で

人気の学校も定員割れという状況に。

 

そのため当時、

英語がまだ 全くと言うほどままならなかった息子も

簡単な面接を受け、 第一志望の幼稚園から高校まで

一貫の学校に運良く入学する事が出来てしまったのであります。

 

まぁ、1,2年でドバイを離れる事になるだろうし?

記念みたいなもんやなと。

 

・・・が、

まさかそのアットホームさで選んだ学校の実態が

 

 

「世界の縮図」

 

 

だと悟る日がくるなんて

あの頃の我々は幸か不幸か知るよしもなかったのでございますm(_ _)m

地味組・派手組の対立

 

その実態に直面したのは入学して1年以上経った時の事。

 

というのも、

入学した年はまだコロナ禍ゆえ学校や保護者同士の集まりも密ではなく、

一度も顔をあわせた事がないなんて事もざらで

親同士のグループチャットのみで

浅くいい距離感でお互いの存在を認識するような

そんな平和な状況でありました。

 

しかし、

今年になって状況が一転。

 

コロナの規制が緩和するのと共に

母親同士の交流も一気に深まってしまったわけであります。

 

さて、

息子のクラスには約20名ほどの生徒が在籍しており

その数だけ家庭があるのですが興味深いのはその属性。

 

そうクラス内では一目見てわかるほど

それはそれは面白いほどに母親達の属性が二極化していたのです。

 

その1つ目は

しっかりとした社会的立場を持った駐在家庭の地味組。

 

2つ目は

セックス・アンド・ザ・シティそのまんまの風貌を持つ全身ブランドで固めた派手組。

 

この二大グループ間では

見た目だけに留まらず考え方も子育ての仕方、

何から何までお互い相容れられない価値観の違いが浮き彫りになっており。

 

親同士、建前上表面的には

仲良くグループチャットで会話をするものの

そこには見えないけれど決して越えられない、

いや、越えてはいけない境界線がぴりぴりと張られていたのであります。

 

しかし、ある日の事でした。

 

絶妙な距離感を保つことで

平穏な関係を保てていた二大グループに亀裂がはいるよう出来事が。

 

そう。

 

ある女の子の誕生日会で

その火蓋が切って落とされたのであります・・・。

左を見れば阿形像、右を見れば吽形像

 

その発端は

地味組のボスのオーストラリア人お母さんが (某有名企業の役員の奥様)

 

 

「トランポリンパークにて

娘の誕生日会を開くから皆の者集まれぃ!」

 

 

という号令から始まりました。

 

この奥さんはしっかり者で

例外的に派手組の母親達からも一目置かれ、

何か困った事や分からないことがあれば彼女に聞いてみようと頼られる存在。

 

娘もとても可愛く、

正義感の強い子だったのでクラスメートからも人望があり、

当日は珍しく派手組・地味組の子供達も良いバランスの人数が集まっておりました。

 

しかし、

いざ誕生日会が始まると、

本来なら誕生日のホスト役の現地スタッフが

様々なアクティビティで子供達を楽しませた後にケーキでお祝い、

という流れになるのですが・・・。

 

その日、

その会場がお得な誕生日パッケージで集客をうたっていたこともあってか

他の5,6団体の誕生日会が同時に行われており

完全なる芋洗い状態発生。

 

そのためトランポリンに入るまでに30分

ご飯・ケーキが来るまで30分。

イベント側が用意した司会が来るまで30分

 

とにかくグダグダ感がこの上なく、

子供達のテンションも自ずと低くなっていったのであります。

 

そして極め付けに奥様の形相をと首を傾けると

あぁ、恐ろしや 。

 

 

「左を見れば阿形像、右を見れば吽形像」

 

 

派手組の金剛力士像が完成しているではありませんか・・・!

 

まぁね、

ドライバー付きのロールスロイスに乗って颯爽と現れて

バーキンもってパテックフィリップつけて、

完全武装して着飾った奥様達が

座る場所もなく2時間も立たされてるのですから。

 

そら金剛力士像が完成してもおかしくない。

 

いやぁ。

 

僕が主催者側だったら

心の臓が冷え込み過ぎて死ねる状況でございます。

恐るべし札束の力

 

ちなみに、

ドバイの誕生日文化というのは

日本のそれとは一線を越すような一大イベントであり。

 

ドバイの中を見渡せば

子供の誕生日を企画運営する組織の数はそれはもう無数にあり。

 

これまで何十個と参加してきた誕生日会では

宮殿のようなプライベートビーチのあるご自宅に

マジシャン、サーカスなんてことはざら。

 

5つ星ホテルに馬やらシェフやらを呼んだり

ドバイのヒカキンさんのような有名パフォーマーを呼ぶだけでなく、

帰り際には来てくれた子供達一人一人の名前入りオリジナルTシャツ、

名前入りバスケットボール、その他たくさんの息子の名前入りグッズをプレゼントにと

両手で抱え切れないほどのお土産をもらい帰宅するなんて事も。

(↓こんな感じがざら↓)

 

 

とにかくその規模はもはや結婚式並でありまして

その金額まさかの100万円越え。

 

恐るべし札束の力。

 

過去には200~300万円掛けた誕生日会もあり

息子が

 

 

「わぁ、僕の誕生日もこんな感じにしたいなぁ。」

 

 

と無邪気に楽しみにしていたのも消し去りたい良い思い出です。

 

いやはや、

自分の誕生日に母親が作ってくれたケーキに唐揚げ、

ピザを囲んで近所の子達が予算1000円程のプレゼントをくれた思い出しかない、

僕からしたら理解不能な範疇なのでございます。

芋洗バースデーのその後

 

そんな事を踏まえた上でさっきの子の芋洗いバースデー。

 

恐ろしい事件はこの誕生日の翌日に起きたのです。

 

そう。

 

あの誕生日を境にこれまで

あれだけ人望と信頼のあったお母さんへの対応が明らかに変わったのです。

 

これまで毎日のように細々とした連絡をはじめ

親同士の会話が母親達のグループラインで常になされており

その誕生日会をしたお母さんは

常にその会話の流れの中心人物といっても過言ではない存在でありました。

 

彼女が

 

 

「娘が明日これをもっていくわ!」

 

 

と 書き込めば皆が一様に

 

 

「わぁ!素敵ね!楽しみにしているわ!」

 

 

的な事を返事をされるような、

そんな立ち位置であったのです。

 

しかし、どうしたことでしょう。

 

あの日を境にぱたっと

 

 

「誰からも返答がなくなった」

 

 

あぁ、恐ろしい、恐ろしすぎる。

 

急に存在を抹消されたかのような皆の反応。

 

20人以上がいるそのグループラインで 突如、

質問をしても皆が無言というのはとても異様で、

うちの嫁がその空気に耐えかねて返事をしていたものの

その後も派手組のボスママが何かを発信するまで

そのグループチャットは沈黙を貫く形に なりました。

 

芋洗いバースデーを開催した、

ただそれだけなのに。

 

この芋洗いバースデー事件を境に

これまで地味組のメンバーだった方々が派手組の太鼓持ちになり。

 

権力と経済力を兼ね備えた派手組のママ達が学校に駆け寄り

次の年からの子供のクラス替えの割り当てを全て決め。

 

派手組のボスママが高校までの一貫校のPTA的な会長となり

そのボスママの娘(次女)は高校の生徒会長に選ばれ、

推薦やらを手にした上で見事アメリカ超有名大学への切符を手に入れたとか、いないとか。

世の中は不公平と理不尽こそが正義

 

さてさて。

 

なんで地味組のボスママの誕生日パーティで

皆が金剛力士像みたいな顔になったか。

 

これにはちと理由がありまして。

 

別にパーティーがしょぼかったとか、

待たされた事に対してではなかったりします。

(いや、それもちょっとはあったけど)

 

そもそもの話、

派手組の奥さんと地味組の奥さんでは

子供の誕生日にかける目的が全然違うんです。

 

というのも地味組の奥さんは駐在という立場の人も多く、

殆どの人たちが数年後には違う国へと移動する、

という事が決まっているため、

ただ単純に

 

 

「子供の誕生日を祝ってあげる」

 

 

という目的なのに対し、

派手組の奥さんはこの土地で高校まで続く一貫校で

それなりの社会的力のある友達、家族との絆を強め且つ

 

 

「自分の子供が有利になるような演出をしてあげる」

 

 

という目的が背後にあるのです。

 

国籍が皆違うし、

育ってきた環境やルールも違うし、

自国で何やっていたのか分からない人ばかり。

 

しかし、

裏を返せばここで出来た仲間・コネは

世界中のハイグレードなネットワークに繋げられる可能性が高い、

という意味ももたらすわけです。

 

そして

普段の学校での生活を抜け出した誕生日会という機会は

自分達がどれだけの経済力を持ち、どんな家庭なのかを他の家族に

分かりやすくアピール出来る場でもある、というわけでございます。

 

つまりは

 

 

「我々と一緒にいると得な事多いでーーーーっ!」

 

 

と子供だけでなく親御さん達に見せることで

我が子の学校での立ち位置も変わり

生徒会をはじめ学校での人望も増え、

それなりの立場の人達にも仲良くなりたい!

 

と思われるチャンスを掴む、

という目論見をも兼ねているわけです。

 

だから芋洗パーティーをした奥さんに対して

今後つき合っていく上で利点を感じなかった

それが金剛力士像の真相であり、その結果が今の有様なのです。

 

いやはや。

なんとわかりやすい街ドバイ。

 

当初、嫁の妄想かと適当に聞き流しておりましたが

何度か足を運ぶ機会があり、あの規模と親達のガチさを感じ取り

こ、これは!!と 度肝をぬいたわけであります。

 

しかし、意外と嫌いじゃない。

わかりやすくていいじゃないですか。

 

持てるものが子供へ頂への切符を授け

更に高みを目指す世の中。

 

持たざる者がそこから這い上がるためには

持ち札をしっかりと把握したうえで仕掛けを作り、

そのタイミングが来た時に跳ね上がらなければ一生太鼓持ちのままなのです。

 

これはドバイだけに限らず

二極化が進むこの世界全体を表す、まさに社会の縮図。

 

息子よ。

世の中は不公平と理不尽こそが正義なのだよ。

 

僕はわずか5歳の息子にそう語りつつ

もうすぐ訪れる我が子の誕生日に戦々恐々としているのであります。

 

そんな我が子の誕生日パーティーは

メルマガの世間話パートにていつかお披露目する・・・かもしれないm(_ _)m

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