「そのうちドバイは沈むでっ!」
「もう実はバブルが弾け始めとるらしいぞっ!」
「あの詐欺師の街も終わりやなっ!」
いつもそんなセンセーショナルな話題に欠かない、
砂漠の中の夢の都市”ドバイ”に住みはじめて(拉致され)早3年。
住み始めた頃はコロナの真っ最中だったので
どこもかしこも終わりの始まり、
そんな空気が漂っておりましたが。
今のドバイはと言うと・・・。
・ 有名な学校は定員オーバーで待ち必須(高額なお布施をすれば多分入学可能)
・ 2021年から比べて物価はさらに3割アップ(円で考えれば更にアップ)
・ 2021年から比べて家賃は2倍近くアップ(円で考えれば更にアップ)
・ それでも世界中から富裕層がわんさか集まってくる
世界中の富裕層がズカズカと拠点を移し
不死鳥のように見事返り咲いてゴリゴリの絶頂期。
とにもかくにも
ドバイフィーバーは未だに巻き起こり続けているのでございます。
その理由も単純明快であり、
世界中のお金持ちが
「地元だと金持ちすぎて浮いて嫌われる」
「気を抜くと後ろから刺されそう」
「田舎過ぎてお金を使う環境がない」
「とりあえず金は稼いだものの自国では信用がない」
などなどお金は持っているものの、
なんらかの問題をお持ちの皆様にとってドバイは天国。
なんたって
「清潔、安全、そして何より、
金持ち優遇システムの完備(表面上は)」
そう。
お金で色々と手っ取り早く信用を得られ
ほぼ全てが解決できてしまうのがドバイ。
その為、この金持ち優遇システムが
富裕層の方々、一攫千金した成金の皆様。
はたまたド派手好きインスタグラマー達や
限りなく黒に近いグレーのほぼ犯罪者のみなさまのニーズにぴたりとマッチし。
コロナ後の賑わいを一層色濃くしている、
というのがドバイの現状でございますm(_ _)m
そんな欲望渦巻くドバイなのですが
本日の記事は
「お金持ち夫妻のパワーバランスについて」
これまでの記事は
ドバイに居住したい方の参考になると思いますが、
本日のお話は
「全く参考にならない」
そんな内容となりますが
どうぞ悪しからずm(_ _)m
ドバイで3年暮らしてみた(前編)
さてさて、
1年目は生活・物価など(今と感想はほぼ変わりませんが物価だけは鬼高くなってる)
2年目はスクールカースト”親Ver”・仁義なき親同士の戦い(子供がいる方は絶対見て!)
そんな記事をお届けしておりますっ!
まだ見ていない方は↓の記事を先にご覧くださいまし。
我、真なる引きこもりぞ?
ドバイに住み始めて数ヶ月経った頃からでしょうか。
日本ではあまり友好関係を築かない嫁が
水を得た魚のように縦横無尽に泳ぎまくり、
近所のやけにデカい外国人家族を無断でワラワラと呼び寄せるようになったのは。
以前住んでいたタイやマレーシア、シンガポールの時は
子供がいなかったりまだ小さかったりして人付き合いも多くなかったのですが。
ある程度成長してくると
どうしても親同士・子ども同士の付き合いが嫌でも出てきてしまうワケで
遂に始まってしまった家族ぐるみのお付き合い。
その中でも最高に厄介だったのは
息子の学校関係の保護者達。
というのも、
初めはなんか派手な人が多いなぁ。
くらいの気持ちでみていたのですが、蓋を開けてみたら
彼らはドバイの中にも60人程しかいないとされるビリオネアの家族/(^o^)\
しかも
なぜか息子のクラスにそんな家族が3組も・・・。
そんなどう考えてもパワーバランスのおかしい、
浮世離れした状況を知ってしまった僕は
すぐに自分の静かで素敵な環境を保持する為、
最大限距離を置こうと決意したのですが・・・時すでに遅し。
その頃には
嫁と息子が意気揚々と交友関係を手広く構築しており。
あれよあれよという間に一生することはないだろうと思っていた、
他家族の誕生日パーティーやホームパーティという名の
“監獄”へ僕も招待される事となるのです。
ちなみにドバイでは
ホームパーティをする時は家族で行くのが礼儀らしく、
僕だけバックレた時があったのですが。
「なぜあなたの旦那は来ないの?
今すぐ連れ出すわっ!」
と、
自宅に運転手付きのロールスロイスを手配してくる、
そんな斬新な拉致方法を使ってきたり((((;゚д゚))))アワワワワ
いやはや。
「我、真なる引きこもりぞ?」
馬鹿デカい異国の方々の輪の中に強制的に入れさせられるなんて、
これ即ち。
「飢えた獣のいる檻の中にぶち込まれている
モルモットの如し」
皆がシャンパン片手に爆音の音楽を聴きながら小刻みに揺れてる中で
直立不動でプルプルと揺れている僕を想像してみてください。
「我、真なる引きこもりぞ?」
皆がノリノリの中、
この場から逃げる事は絶対的不可能と察し、
ストレスで頭とケツの毛が抜ける一歩手前。
そんな檻の中のモルモット(僕)をみて
嫁(悪魔)は不敵に笑みを浮かべているのでした。
尻に敷かれし者
・・・しかし!
そんな極限状態だからこそ見えるモノもあるんですよ?
というのも
それはもういろんな国籍の家族の素敵な檻(家)に招待されてきたワケですが。
(ドイツ・イタリア・イギリス・アメリカ、
デンマーク・ナイジェリア・UAE・スペイン・メキシコ、などなど。)
「・・・もしや、こ・・・・これは・・・!」
そんな富豪の旦那様がたと、
まさかの僕にものすごい共通点を見つけてしまったんですよ・・・。
ちなみに
このドバイで知り合った旦那さん達、
なにを隠そうガチの大富豪ばかり。
世界中のホテルの建築に携わっていたり
アフリカ全土のインフラに関わっていたり
ドバイ版vogueにもビリオネアとして紹介されていたり
自宅に世界的有名人がこぞって訪れたり
とにもかくにも、皆様一歩外にでれば
皆が平伏すほどの超お金持ちのスーパー旦那さん。
そんな旦那さんと僕の共通点、
それは彼らも僕もみな
「尻に敷かれし者」
いやね、そんな富豪ですよ?
中東ですよ?一夫多妻制の国ですよ?
こちとら男たる者、
女がしゃしゃりでたらビシッ!!と制圧し
常に大柄な態度を取っていると思うじゃないですか。
でもなんですか!この姿はっ!
例えば奥さんが
「子どもの服を変えてきなさい」
と旦那さんに指示を出せば
2メートル近い身体を機敏に動かしサササっ!と任務を完遂し。
「あれを買っておきなさい」
と言われれば、
バババっとスマホを叩き出し、即調達。
「肉を焼いておきなさい」
と言われれば、
BBQコンロから終始一切離れずに全集中して
肉を焼き続ける職人になったり。
もちろん
ナニー(ベビーシッター)を何人も雇っているので
一言それやっておいてねって言えば良いだけなんですよ。
それにも関わらず
実際には指示がなくても旦那さんが自ら率先して動いて
奥さんはといえば酒を飲んで踊り狂っている。
僕の目に映ったのは
そんな男尊女卑とは対局にある光景だったのでございます。
そして僕は彼らに対して心で呼びかけるのです。
「わかるで・・・」
「お前の苦労わかっとるんやで・・・」
そう。
立場や環境は違えど彼らは
”僕の仲間なんじゃなかろうか・・・っ!”
きっと彼らは心の何処かで
明日からは絶対に嫁に強く言ってやろうっ!
今の立場を逆転させてやるっ!
明日は我が天下を築くっ!
そんな想いを抱き、
枕をぬらして眠りについているんじゃなかろうか?
そう。
あの時僕らは分かりあっていたのです。
「友よ。尻に敷かれし者達よ。」
・・・とね。
ゴミを漁って生活費を稼いでいた超ド貧乏
いやはや、
自分がパーティー大好き人間だったらどんなに人生楽しめた事でしょうか。
残念ながら僕は真逆の引きこもり、
パーティーに参加する度に日に日に全身の臓器が弱っていく、
そんなダメージを負っておりますm(_ _)m
ぁ、そうそう。
実は今回の尻に敷かれし者の奥様、
その1人が実は。
「ゴミを漁って生活費を稼いでいた超ド貧乏」
そんなスラム街出身の奥様が
どのように旦那様を出会い射止め成り上がったのか、
そんなシンデレラストーリーをご紹介していきますぞっ!
それではお楽しみにっ!
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