世界で今、最もアツく人類の叡智が詰まった楽園

 

僕の地元は千葉の超ド田舎。

 

今や人口は右肩下がりで

ドラッグストアと葬儀屋、老人ホームのみが異常に増えるこの街の

最もオシャレなお店といえば駅前のドトール。

 

そんな僕の愛する故郷の事を

全てを破壊する者こと嫁は“死にゆく街”と呼びますが

どんなに街が寂れようが僕にとっては愛する故郷。

 

今でもこの街をこよなく愛しているし

なんならお世話になったその街で最後は朽ち果てたいっ!

そう考えて今までの人生を生きてきたワケですが。

 

ドバイから日本に移り住んだ、

1週間後の僕の気持ちがこちら。

 

 

「福岡に骨ば埋める覚悟ばい」

 

 

そう。

 

僕は今、愛する故郷の事などスッカリと忘れ

世界で最もアツく人類の叡智が詰まった楽園、福岡。

 

この地こそが我が故郷であると

記憶を上書きし生きている所存でございますm(_ _)m

前回のお話

 

前回の記事を読んでない方はご覧くださいませ。

→ ドバイでホームレス生活開催

世界で最も天国に近い街

 

いやはや、

それにしてもこの街はヤバ過ぎる・・・っ!(語彙力ゼロ)

 

まず、

ことら家の一番の問題であった食問題を一瞬で解決、

というのも

 

地元でとれた新鮮な野菜や肉、

九州でしか取れない山菜などが格安でどこでも手にはいる為、

家庭料理はもちろんの事、

ちょっとした飲食店でさえ東京とはコスパが雲泥の差。

 

そして

個人的に感じたのが福岡のランチのやばさ。

 

ここに住み始めてからは昼になると文字通り「毎日」

嫁と寿司、割烹、天ぷらなどのコース料理で食べているのですが

 

東京だったら

1人3~4万円(お酒別)数ヶ月の予約待ちなんてレベルの店が

なんとこちらでは5000~1万円前後で味わえる。

 

しかも、

インバウンドも東京、京都に比べると圧倒的に少なく

福岡は前日(時には当日でも)予約でスルッと入れる所が多かったり。

 

世界を見渡しても、

食の都といえばニューヨーク、イタリア、香港、バンコク、

日本だと東京、京都、大阪、福岡などが有名ですが。

 

コロナを経て世界の物価は急上昇、

バンコクなどの東南アジアでさえローカルなご飯を覗いては

ラーメン一杯1500円を超える世界線。

 

そういった事を踏まえると

こんなグルメ都市の中で世界的インフレの状況下でも唯一値段が変わらず。

 

且つコロナ後の旅行客過多にさえ影響されていないのは、

そう(我が故郷)福岡だけなのです。

 

しかも、それに加えてこの円安ですよ?

 

これは冗談抜きで、

今この地球上で一番美味しいものを

世界一安く食べられるのは福岡なのでは?

と思っている次第でございますm(_ _)m

 

そして

福岡の良いところは食だけにとどまらず、

繁華街も空港も地下鉄で10~20分。

 

程よく田舎なので

子供たちにも優しく(東京は世界一子供に冷たい苦笑)

街も海山川も空港も全部見える範囲にある。

 

こんな都市、

世界中ドコ探したってありませぬぞ。

 

観光する場所が少ない点も外国人観光客の爆増防止になるので

暮らすという点においてはパーフェクト。

 

いやはや。

色んな世界に拉致された末にこの楽園に着地出来たこと、

神に感謝しております。(マジで)

 

とにかく豪遊したってお金が減らないから

昔の東南アジアにいる時のような感覚になる福岡。

 

そう、

ここは世界で最も天国に近い街。

 

どうですか?

みなさんも福岡、住みたくなってきたでしょう?(ΦωΦ)

 

・・・というワケで

住み始めて1ヶ月が経過した頃、

僕は心に決めたのです。

 

僕はここに永住する、

嫁がなんと言おうと絶対俺はここに骨を埋める!

サイコパスからの提案

 

福岡に住み始めて丁度一年。

 

ここ10年を振り返っても

これほどまでに穏やかな日々を過ごした日はあったでしょうか・・・。

 

あぁ、

春の桜に夏のセミの声、秋の落ち葉に冬のおこた。

 

僕の望むものは全てこの地にあったのだと・・・!

 

しかも、

毎日毎日そろそろ来るか?来るのか?

 

と一番の懸念材料であった

嫁からの旅という名目のワールドミステリーツアーで突如、

南アフリカやスリランカのジャングルへと拉致されることもなく。

 

もうあの地獄は終わったんだ・・・悪い夢だったんだ・・・

と思った矢先のお話。

 

嫁から子供の夏休みの間、

バリ島のヴィラでゆっくりするという計画を宣告されまして。

 

以前の僕なら

海外に住んでるのに海外旅行するなんて・・・

というストレスで毛が抜け落ちそうだったのですが。

 

今の僕は楽園という名の福岡在住。

 

どこへ旅をしようとも、

この地に帰ってこれるという安心感からか

嫁の機嫌がたった数週間の旅行で良くなるのであれば容易い御用。

 

そう感じて二つ返事で承諾をしたのですが、

この旅行がどんでもない事件の引き金になるとは知る由もなく・・・。

 

あれは数週間バリでゆるりと滞在したあと

バリから近かったバンコクに3日間だけ立ち寄る事にした時の事。

 

バンコクでの夕食を終えてホテルにつくと

自然に息子の進路の話に。

 

しかし、

今となれば不自然な程に嫁がなぜか

 

 

「バンコクにある某インターが息子にあっておる」

 

 

としきりに語りはじめたのです。

 

でも、確かに話を聞いていると、

カリキュラムといい、施設のレベル、先生のレベル全てが素晴らしく。

 

良さそうな学校だねぇ~、

5年後とか大きくなったら留学なんかもいいかもねぇ~、

と適当に返していたわけなのですが

 

次の瞬間、

僕は嫁の言葉に耳を疑う事になるのです。

 

 

「明朝、バンコクのスクールツアー、

そして入学試験を行う。」

 

 

・・・( ゚д゚)!?

 

その言葉を聞くやいなや、

携帯を触りながら適当に会話をしていた僕の指が硬直。

 

なんかのギャグかな?と思い、

恐る恐る顔をあげて嫁をみあげると

その顔たるやどこからみてもサイコパス。

 

 

こやつ、やりおったな・・・っ!?

 

 

まさか、こんな自然に罠がしかけられたとは・・・。

 

あまりの衝撃にその日以来の記憶はとても曖昧で

大変具合が悪かった事だけは覚えているのですが。

 

試験の前日に入学試験を受けるという

事実を知った息子だって僕と共に被害者のはず。

 

しかし、無駄に素直な息子はそんな境遇にも動じずに

3時間にも及ぶ面接とテストを非常に前向きに受けるという、

要らぬ努力をし無事終了。

 

そして学校を去る際に、

入学担当の方に

 

 

常にウェイティングで一杯なので

入学は期待しないでくださいね」

 

 

と最高に優しい言葉をもらえたのは唯一の希望。

 

僕は妙な胸騒ぎを感じつつも

その学校関係者の言葉だけを信じ、帰路についたのでした。

楽園追放

 

そんなバリ旅行から丁度1ヶ月経った頃。

 

 

「これが最後の荷物だ。さぁ行こう」

 

 

というウキウキした声が僕の耳に聞こえてきたのですが

僕はどうしても涙が止まらない。

 

なぜなら僕は今日、

このこよなく愛した天国に一番近い街に

お別れを告げなければならないから。

 

・・・というのも、

時を遡ること3週間前。

 

僕のメールボックスにある一通のメールが届いたんです。

 

 

「コングラッチエーション♪」

 

 

そう。

 

まさかのまさか、

絶対に受からないと言われた難関校を息子が突破してしまったから。

 

面接に携わってくれた方からの

 

 

「常にウェイティングで一杯なので

入学は期待しないでください」

 

 

というあの言葉は一体なんだったのか・・・っ!!!!

 

くぅ・・・申し訳無さそうに言って

僕に一筋の希望をもたせたあの人が憎い・・・っ!

 

息子の頑張りを経てゲットした

この結果を見て親として嬉しい気持ちもほんのりあるものの

・・・僕の中での悲しいが圧倒的に勝ち。

 

 

「日本の学校楽しんでるし、

まだ早いんじゃないかな!!??」

 

 

なんど僕はそう囁いたことでしょう。

 

しかし、

この家の大黒柱にも関わらず、

そんな発言権があるはずもなく

 

 

「さて、バンコクに参るぞ」

「また旅のはじまりじゃ」

 

 

という身の毛もよだつ言葉だけが

僕の脳裏にこだまするのでした・・・。

 

・・・というワケでして、

1年と2ヶ月でわたくしことら

 

 

「楽園追放」

 

 

そして、2024年8月。

 

僕の人生においてまったく想像もしていなかった

まさかの3度目のバンコクへの移住が決定したのです(´;ω;`)

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