ホテルのプール

 

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前回の続きです。

 

  1.  投資家ビザ ; 定期預金又はコンドミニアム購入代金が合計1000万バーツ以上(約3500万円)
  2.  ワークパーミット(ビジネスビザ)  要タイ法人設立&オフィス契約
  3.  エリートカード ; 50万バーツ〜200万バーツ(175万〜700万円)を支払う事により5年間のビザ発行(その他特別なサービスあり)

 

上記3つのビザに絞って調査してみました。

 

今回はワークパーミット(ビジネスビザ)のお話です。

 

 タイ ビザ関連記事のまとめ

 

タイに移住する為の3つの選択肢 その1 どのビザを取得するか

タイに移住する為の3つの選択肢 その2 投資家ビザを考察

タイに移住する為の3つの選択肢 その3 ワークパーミットを考察

タイに移住する為の3つの選択肢 その4 タイランド エリートカードを考察

タイに移住する為の3つの選択肢 その5 まとめ

 ワークパーミット(Workpermit)

 

それではワークパーミットについてお話ししていきます。

【1】ワークパーミット取得条件

 

  1.   現地タイ法人の設立
  2.  登記する為のオフィス契約 (居住場所は不可能)
  3.  オフィスオーナーのID又はパスポートコピーと証明書 (言わないと発行してくれない)
  4.  200万バーツ(700万円)の資本金 (実際に振り込まなければならない)

 

上記用意できれば一年間以上のビザが取得できます。(要更新)

【2】ワークパーミット取得必要書類

 

  1.  英文の卒業証明書(発行までに1週間程掛かります)
  2.  簡単な履歴書
  3.  戸籍謄本
  4.  パスポートのコピー

 

以上が事前に用意する必須書類となり、

その他の書類は会計事務所が用意してくれるはずです。

 

※ 夫婦の場合は片方がワークパーミット、

片方が扶養家族ビザとなり、

英文の卒業証明書が必要となります。

【3】ワークパーミット取得注意事項

 

タイではタイ法人を設立・維持する際に

 

  1.  3人の株主の内1人はタイ人の株主(51%)にしなければならない。
  2.  タイ人を4人雇わなければならない 200万バーツ(700万円)
    の資本金をいれなければならない。
  3.  従業員4人分の健康保険料を1人500バーツ(1,500円)
    を毎月負担しなければならない。
  4.   個人給与(最低5万バーツ(約17万円))に掛かる所得税(大体約1万円)
    を毎月支払わなければならない。
  5.  毎年の決算処理を行わなければならない。(外注に出すなら10万円前後)

 

※もしもワークパーミットを追加で1人発行する場合は タイ人の従業員が4名追加、 資本金は200万バーツ追加となります。

【4】ワークパーミットのメリット

 

  1.  夫婦のどちらか片方がワークパーミットを取得できれば
    片方は扶養家族ビザがとれる事
    (安価に済む)
  2.   タイの健康保険が発行される事 タイでビジネスが出来る事
    (他のビザではできない)
  3.  3年後に永住権が取れる可能性あり  

・永住権取得条件

        1.  労働許可証を3年以上保持している
        2.  3年間分の個人確定申告書がある
        3.  2年間分の所得申告書(年間10万バーツ以上の納税が必要)
        4.  1か月8万バーツ以上の勤労収入がある 無犯罪証明書の取得
        5.  ※ただし生活に必要なタイ語など読み書き話ができなくてはならない。

【5】ワークパーミットのデメリット

 

  1.  ネットショップなどの営業所がいらない業種でも 実態のあるオフィスが必要な事
    (余分な費用が掛かる)
  2.  タイ人の株主・従業員が必要な事
    (会計事務所に頼めばノミニー(名義人)を貸してくれる事もあります)
  3.  様々な費用を足すと初年度100万円、
    翌年度から60万円程は最低でも掛かる事
    (+家賃・生活費が掛かる事を考慮しなければならない)
  4.   資本金が700万円必要な事
    (給料として自分に払い出せます)

 ワークパーミットの考察

 

期間はだいたい1ヶ月ぐらいで

タイ法人設立・銀行口座開設・ビジネスビザまで取得

その3ヶ月後にワークパーミット取得という感じです。

 

大体の費用ですが、

タイ法人設立からワークパーミット取得まで40万円程度、

格安オフィスの契約やタイ人従業員の健康保険支払い・所得税・決算処理などで初年度60万円程度。

 

初年度は約100万円程、

翌年度から約60万円程度の固定費

となるでしょうか。

 

居住用の物件で法人登記できないのが何とも痛い所です・・・。

 

海外法人は基本的に資本金は

払い込んだ事に書類上できるのが一般的できるので、

実質資本金0でもワークパーミットは取得できますが、

 

どちらにせよ資本金ぐらいはタイに置いておいた方がいいです。

 

その為、最低でも今の相場で

800〜1000万円は持っていなければ

ワークパーミットの維持は厳しいでしょう。

 

余計な出費はでてしまいますが、

この程度であれば問題ない方も多いかもしれません。

 

 

しかし、ここで問題なのはタイ人の株主と従業員4名の雇用。

 

 

自分でこれが用意できなければ

ここでも費用がかさんでいきます。

 

といっても名義人というだけで、

実際に働かせなくてもいいですし、

給与を実際に払わなくても問題ありません。

 

今回僕の場合は仲が良く

学歴ありの信頼のあるタイ人がいたので、

その人にお小遣いを渡して株主になってもらい、

その人の友達が従業員になってくれる代わりに(名義上と何かあった時に従業員のフリをしてもらう)

健康保険の半分を負担する事にしました。

 

この名義人を会計事務所から借りるとなると

結構掛かる場合もあるんじゃないでしょうかね。

(最近会計事務所側で名義貸しを嫌がる人が増えてきています)

 ワークパーミットの結論

 

シンガポールにいた時に就労ビザを取った事があるので、

大体の流れは変わらない・・・はず。

 

一番僕的にはなじみやすい印象です。

 

他2つのビザと比べてワークパーミット(ビジネスビザ)が特出しているのは、

 

  1.  「タイでビジネスができること」
  2.  「扶養家族ビザで安価に連れがビザを取得できる事」

 

でしょうか。(他2つはできません)

 

タイではビジネスチャンスがゴロゴロしていますし

お金が大して掛からないので例えコケても

日本以上にダメージは受けませんし

人件費が安いため一発当たればデカイ。

 

かくいう僕にもビジネス案がありますし、

丁度昔からお友達の整骨院の院長さんが

タイで整骨院を開きたいとの事なので

アドバイス出来るようになる為にも

自分が先に突撃して取得しとこうかなぁと。

 

ただタイに住んでお金が減っていく環境は勿体ないので、

逆にタイに住んでも利益が増えていくような

環境を整える方が楽しいと思ってしまうんですよね。

 

そして夫婦の場合だと、

他2つのビザだと掛かるお金が単純に倍になってしまいますが、

ワークパーミットだと扶養家族ビザを取得できる為

とても安価に暮らす事もできます。

 

今回の場合は僕の嫁がいますので、

トータルを考えるとこの方法が若干手間は掛かりますが、

2、3年でタイを出て行く事を考えると

一番安価で自由度が高いビザという事になります。

 

更には1ヶ月最低8万バーツの所得があれば

3年目に永住権だって狙える訳です。

(あくまで最低だからこの倍はタイでの収入があった方がいい)

 

逆に5年丸々ビジネスを計画する事もなく

独り身で定住予定の場合は

エリートカードの方が手間もなく費用もグンと安くなります。

 

現在はワークパーミット取得の方向で動いていますし、

その取得経過もブログで追々伝えていきますね。

 

次回の記事を読む>>>

 

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